コンテンツ評論 テレビ番組評

「告発~国選弁護人」をみた

告発~国選弁護人テレビ朝日系の連続ドラマ。田村正和が弁護士を演じる。

田村正和は、どんなドラマでも田村正和だ。
古畑任三郎であっても、このドラマでも「田村正和が弁護士をやってる」としか思えない。
ある意味、スターの条件ともいえるが。

で、このドラマで感じるのは「ナレーションの横暴」。
遠藤憲一の渋~い声で、これでもかと状況が説明される。

ドラマ作りの基本は、できるだけナレーションなどで説明しなくてもいいように、シーンや台詞を構成することだと思っていた。
それでも、どうしても伝わらない部分だけ、ナレーションで語るのがスマートだ。

ところがこのドラマでは、事実はもちろん、主人公の心情までナレーションで語ってしまう。
田村正和ほどの大物俳優なら、「私の芝居では伝わりませんかねぇ」と、プロデューサーに皮肉のひとつも言いたくなるのではないかと思う。

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