コンテンツの育て方

ワンセグがはじまった

2010/12/28

早いもので、聞いたところ、2日も前から4月がはじまっていたという。
いや~、そうならそうと一声かけてくれたらよかったのに…。

…なんて、落語の枕のようなことを喋りたくなる春である。

4月になって何が変わったかというと、PSE法の猶予期間が終了して中古販売の規制がはじまったとか、いろいろあるが、ワンセグ放送がはじまったというのもそのひとつだ。

ワンセグとは何? といまだに言っている人も多いとは思うが、要するにケータイや車載TVなど、移動体向けの地上デジタル放送である。地上デジタル放送は、もともと13のセグメントを持っているが、通常の地上デジタル放送はそのうち12のセグメントを使ってハイビジョン放送を送っている。残った1セグメントを移動体向けに放送しているのが、ワンセグだ。

詳しいことは、こちらのページを。

移動体専用放送だからといって、当分の間は通常の放送と同じ内容を放送していくのだという。ということは、将来は移動体向け専用の番組内容を放送する可能性がある、という含みになっているわけだ。

しかし、NHKはともかくとして、民放は広告収益モデルであるから、なかなか移動体専用番組を採算に乗せるのには至らないのではないだろうか。

そもそも、移動体向けの番組内容というのはどういうものなんだろう。通常放送されている番組が見たいから、ワンセグ対応のケータイなどを購入するのだろうし、移動体専用の番組が多くなってくると、相当それが魅力のある番組でないかぎり、かえって視聴率が下がるということも考えられる。

パッと考えてみたところでは、たとえばプロ野球中継の完全放送である。地上波ではだいたい7時ごろにはじまり、延長があっても10時くらいで放送終了になるわけだ。(サンテレビの阪神中継を除く)

これをたとえば、ワンセグでは試合開始から終了、インタビューまで完全放送するとすれば、どうだろう。テレビ放送終了後はラジオ放送に切り替えるとか、それだけのためにわざわざCS放送を契約している、というファンも多いだろう。そういう視聴者は一挙ワンセグ端末の購入に走るのではないだろうか。

とにかくはじまったばかりだから、端末の数を増やさないとどうしようもないし、専用番組のことを考えるのは後でもいい。すぐに実施できる内容だと思うのだが。

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