iPhone nanoなの?
昨日から、ネット上で「Appleがより小型で安価なiPhoneを開発している」という噂が飛び交っている。
たとえば WIRED VISION『「iPhoneナノ」とApple版クラウドサービス』によると
Bloombergは、10日に小型iPhoneの噂を取り上げた際、大きさは現行のiPhoneの約3分の1、価格はキャリアの補助金なしで200ドルほどになるだろうとしていた。これに対しWSJの情報源は、サイズは現行の約半分で、キャリアが支払う金額も半分ほどだろうと話している(現在キャリアへの平均的な卸価格は625ドル)。WSJの情報源が正しければ、Bloombergの情報よりも若干大型で若干高価ということになるが、小型iPhoneは消費者にとってかなり安くなるという点は共通している。
この記事にはホンモノかと思うほどのiPhone nonoの写真が掲載されているが、「中国製の模造品」ということだ。
さて、今より小さいiPhoneは実用的だろうか?
安価なのは消費者にとっては歓迎だ。とにかく現在の携帯は値段が高い。200ドルだと、日本円にして1万6~7千円といったところか。
これなら、レガシー携帯から乗り換えてくるユーザーも多くなるだろう。
キャリアが補助金を出すだろうから、実質負担は1万円くらいになる可能性もあるのではないか?
携帯性もよくなるだろう。現行のiPhoneはポケットに入れておくには少し大きすぎ、重すぎるが、小型になればより持ち運びやすい。
一方心配なのが、画面の小ささと電池の容量だ。
画面の小ささに関しては、使い方しだいだろう。
ウェブブラウザなどを使うには、今より小さい画面はつらい。
しかし、世のWebサイトも徐々にスマートフォンに最適化された画面に自動的に切り替えるようになっている。
そういうサイトを見るにはフラストレーションは感じないと思う。
何より、日本は携帯文化が定着しており、小さい画面で情報を見るのになれた人々が多い。
一番の問題は電池の容量で、使用時間が今より短くなってしまうようではつらい。
画面以外は現行品と変わらないとすると、 小型化のため電池も小さい容量のものが使われる可能性はあるような気がする。
逆に言えば、電池さえ問題なければ、意外と小さいiPhoneは「アリ」なのではないかと思う。
正式な発表を待ちたい。