コンテンツ評論 テレビ番組評

「お願いランキングGOLD」の評価は実は5段階

2011/02/13

土曜日の夜に放送されているバラエティ番組「お願いランキングGOLD」のメインとなっているコーナー「美食アカデミー」でちょっと気がついたことがある。

このコーナーは、繁盛している飲食店(チェーン店が多い)、冷凍食品やインスタント麺などのメニューから選りすぐった6品を、料理人や料理評論家が試食して採点し、あらためてランクを付ける、というものだ。

審査員は4人、採点は10点満点で、合計は40点だ。
試食の後の辛口のコメントで、店やメーカーの関係者が一喜一憂する様が面白い。

コメントは時に「まずいです」「二度と食べたくない」といった激烈なものになることがある。

しかし、その後の採点でそういう評価をした審査員が5点未満を出したところを見たことがない。仮にも「まずい」と評した食べ物を10段階の5点と採点するとはどういうことだろう?

私が採点するとしたら「まずい」は0点~2点だろう。仮に0点という評価が許されないのなら、1点、あるいは2点だ。

10段階の5点は「ふつう」の判定であるはずで、それは「まずい」ではなく「特徴がない」「どこにもある味」といった評価ないとおかしくないだろうか。

と考えて、わかった。これは5段階評価なのだ。
5段階で評価して、点にする時にはそれに5を足すように、番組のスタッフが審査員に依頼しているのではないか?

それは、仮にも協力してくれた店やメーカーに、40点中20点以下といった残酷な点を見せたくない、ということなのではないだろうか。だから、最初から20点以下は出ないようにしているのだ。

そもそも、食品の味を評価するのに10段階は多すぎる。5段階で十分だろう。

というわけで、今後「お願いランキングGOLD」を見るときは、点数から20点を引いてみると本当の評価がわかると思う。

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