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「インセプション」をみた

インセプション [DVD]
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究極の「夢オチ」映画。(笑)

他人の夢に潜入して、アイデアを盗み出すエキスパートたちが主人公。
ただし、今回は渡辺謙演じる大企業オーナーに依頼されて、アイデアを逆に植え付ける(インセプション)工作を行う。

複雑なことに、夢の中で相手も自分も眠らせ、さらに夢の中に入り込むことができる。
「夢のまた夢」という言葉はあるが、それを実践するわけだ。
この映画の中では、最大4階層まで夢の中に深く潜入する。

その夢の世界は、精緻に設計することができるらしい。
現実は国際線のジェット機の中、第一階層は激走する車の中、第二階層はホテル、第三階層は雪原の中にある病院、…とそれぞれ別の世界になっている。

しかも、上の階層での出来事が夢に潜り込んでいる人間に影響し、第一階層で車が橋から落下する間、第二階層は無重量状態になったりする。階層が深いほど、時間は早く過ぎるので、橋から落ちる瞬間の出来事が、下の階層ではそれなりの時間なのだ。

この設定じたい複雑すぎてちょっと理解しにくいくらいだ。

見ながら「マトリックス」を思い出した。
「マトリックス」も独特の設定でバーチャルな世界を作り出しているが、それはすべてあのスーパーアクションをやりたいがため、というふうに私は思っている。

この映画も、アクション主体で、このアクションをやりたいがために夢の設定を作ったのではないだろうか、などと考えてみる。

ただ「マトリックス」では、ネオはスーパーマンになれるのだが、この映画では夢の世界でも主人公たちは特別な能力は発揮しないようだ。
そのせいかアクションは昔のジェームズ・ボンド映画みたいなもので、特別派手でも面白くもなかった。

日本人としては渡辺謙にもっと活躍して欲しかった。ちゃんとすべてのシーンに同行するわりには、最初のほうで怪我をしていてお荷物になってる感じだったからだ。

それにしても、あの植え付け(インセプション)を受けたエネルギー巨大企業の2代目は、その後どうしたのだろうな?

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