映画・DVD評(邦画)

「仮面ライダー~the first」をみた

2010/12/28

「仮面ライダー」は1971年に開始している。最初は「怪奇アクション」と銘打って、怪奇色の強い番組だった。

当時私は中学2年であり、どっちかというと初代ウルトラマン世代なので、熱中して見たというわけではなかった。しかし、一号ライダー本郷猛から少なくともV3くらいまでは毎週見ていた記憶がある。

その最初の「仮面ライダー」のリアル版リメイクがこの映画である。もっとも、話的には全然異なっているが、本郷猛がショッカーに改造されて改造人間となるが、心までの支配を免れたため脱走し、仮面ライダーとしてショッカーを相手に戦う、という大枠は踏襲している。

しかし、よほど低予算だったんだろうなあ。リアル版とはいえCGを使った変身シーンもなく、ヘルメットを手でかぶるライダーにはモノの哀れさえ感じてしまう。なにしろ、ヘルメット本体と顎のパーツが別になっており、ヘルメットをかぶった後、顎をはめるという戦闘準備なのだ。

しかし、作品中で「ショッカーは社会を裏から操る組織である」と説明されているが、なぜ改造人間を作るようなコストの高そうなことをするのだろう。暗殺者が必要なら、改造しなくても、特殊部隊経験者でも連れてくれば十分のような気がするが。

そこをツッコむと物語全体の前提が崩れてしまうのだが、世界征服をめざす悪の軍団で、改造人間は兵士だという説明のほうがよっぽどふさわしい気がしてしまう。もっとも、それすらミサイル防衛の時代には時代遅れなのであるが。

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