平成徒然草

メリー・クリスマス

クリスマスツリークリスマスである。街はもちろん、メディアもクリスマス色にあふれている。

そもそも、クリスマスは、キリスト聖誕祭であるはず。
キリスト教国でもなく、キリスト教徒が多くもない日本で、なぜこれほどにクリスマスがもてはやされるのか?

そこで、さっそくググってみる。

ウィキペディアの「クリスマス」の項によると、

明治時代

日本でクリスマスが受け入れられたのは、1900年(明治33年)に明治屋が銀座に進出し、その頃からクリスマス商戦が始まったことが大きな契機であった。

戦後のことかと思っていたが、意外とクリスマスが広まったのは早いようだ。
では、明治屋というのは何かというと、ウィキペによれば

株式会社 明治屋(めいじや)は、東京都中央区京橋に本社を置く、食料品・和洋酒類の小売・輸出入、船舶に対する納入業を営む日本の小売業者である。

要するに、舶来食品を中心としたチェーンストアというわけだな。

平賀源内がうなぎ屋の販促コピーを頼まれて「土用の丑の日は鰻を食う日」というのを考え出した、という。今に至るも夏の土用といえばウナギというイメージが定着している。

おそらくは、これと同じように、舶来食品の販促のためにクリスマスという西洋の祭りに着目した商人がいたのだろう。

考えてみれば、クリスマスには商品の販促に適した特徴がたくさんある。

  1. クリスマス特有の食習慣、ケーキや七面鳥など、この日に食べるという特有の食品がある。
  2. プレゼントの習慣。プレゼントを交換する習慣があり、そのための商品の購入が見込まれる。
  3. クリスマスツリーなど、クリスマス特有の飾り付けをする習慣があり、このための商品購入が見込まれる。
  4. サンタクロースなど、アイキャッチに好適なビジュアルがいくつもある。
  5. 聖歌など、クリスマスを象徴する音楽がある。

パッと考えただけでもこれくらいは思いつく。じっくり考えればもっとあるだろう。
まさに販促マンの夢であり、クリスマスの経済効果はいかほどかと思うくらいだ。

…と、詮索するのも野暮ということだろう。

何も考えずに、約2000年も前日本とは縁もゆかりもない中東で生まれた大工の倅の誕生日を、祝ってやるほうが心穏やかでいいかもしれない。

メリー・クリスマス。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B9#.E6.98.8E.E6.B2.BB.E6.99.82.E4.BB.A3

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