映像文化を語ってみる

YouTubeが映像文化を変える、かもしれない

2010/12/21

私が期待していたとおりの変化が起こり始めているようだ。

CNET JAPANの「変わるYouTube映像、ポストプロダクションを意識し始めたクリエーターたち」という記事でそれがかいま見える。

 Revver、Metacafe、そしてYouTubeにある素材の大半は、プロダクションバリューのない場合が一般的だ。たいていは、愛犬、赤ちゃん、恋人を撮影しているだけのものだ。しかし、YouTubeビデオグラファーStevie Ryanさんによると、自分の作品にユニークなビジュアルと技巧を採り入れようとする人が増えつつあるという。

つまり、単なるプライベートビデオばかりではなく、作品として考える人が増えてきているということだ。

YouTubeをはじめとする動画投稿サイトが多くの観衆を引きつけている。
最初は、手元にある適当なビデオをアップしたり、録画したテレビ番組をアップしたりするだけだった。
それが今では、徐々にクリエーターの発表の場としての性格を帯びはじめているということだろう。

たぶん動画投稿・共有サイトは、映像文化のあり方を根底から変えていくかもしれない。音楽とちがって、映像という分野では作品を作っても発表の場が少なかった。簡単にウェブサイトに作品を置いたり、自主制作のCDをレコード店に置いてもらうようなことができにくかった。

たぶん、これからインディーズ・動画クリエーターという人々が確立するだろう。一部の動画サイトは、多くのアクセスを引きつけた作品の作者にペイバックを行っているようだから、この動きはどんどん広まっていくにちがいない。

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