コンテンツ文化論 ネットとコンテンツの関係論

YouTubeに機密映像を登録する日

2010/12/06

ちょっと面白い記事。

ITMedia『YouTube違法動画をブロックする権利者用ツールは「シンプル」

2007年からは「Content ID」(コンテンツID)を導入。数十億円かけて開発したというシステムで、権利者が事前に登録した動画について、全く同じ動画だけでなく、似た動画や、 一部が一致する動画も自動でピックアップし、権利者ごとの管理画面に通知。管理画面はGmailに似たシンプルなデザインで、動画ごとに対応を決められ る。

要は「事前に登録した動画」に類似する動画を識別する仕組みだということだね。

これで尖閣ビデオのような国家の機密に類する動画の投稿が防げるのか?
(尖閣ビデオは国家の機密とはいえない、というツッコミはなしね)

それは出来ない。なぜならば、機密動画を事前に登録するわけにはいかないからだ。
いや、反対に漏洩を防ぐために、積極的に登録する日が来るかもしれない。
あらかじめ非公開とはいえYouTubeに登録された動画が機密といえるかどうかはわからないが。

さらに面白いのがこの項目。

対応は、(1)ブロック(投稿動画は公開前に視聴不能に)、(2)トラック(ブロックはせずにトラフィック情報などを詳細に取得)、(3)マネタイズ(マッチした投稿動画に広告などを表示し、広告収益を受け取る)――から選べる。

マネタイズ、というのがちょっと面白いじゃないか。
著作権侵害だ、と騒ぎ立てるのではなく、ちゃっかりとその違反投稿から金を搾り取ろうという。アメリカっぽい考え方かもしれん。

YouTube違法動画をブロックする権利者用ツールは「シンプル」

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