映像文化を語ってみる

ドラマと映画のちがい

2010/12/06

この秋クールは意識して連続ドラマをよく見ている。
ま、野球が終わってしまって、見るものが少ないからだけど。

日本のドラマを見ていて気になるのは、出役についてだ。

主役クラスは入れ替わり立ち替わりだが、脇役はいつも同じような人たちが出ている。

日本の俳優界はおそらくそんなに層が厚くないからだろう。
どのドラマを見ても同じ役者が登場する。
あるドラマで刑事だったかと思うと、次のドラマでは医者だったり、犯人だったりする。

たまに見かけない役者が登場すると、逆に気になったりするくらいだ。

いわば日本のドラマは、規模の大きな劇団の公演みたいなものだ。
すごく少ない駒の中で配役を回している。

テレビドラマはある程度仕方がないと思う。
毎クールちがう演し物をやって回していけば、どうしても役者は使い回される。

問題は映画だ。

いまの日本映画は、ドラマの延長である。

どんなに金をかけても、出役の層の薄さからは逃れられない。
それが脇役陣に透けて見えてしまう。

映画の特徴は、お茶の間(死語か?)で見るドラマとちがって、作品特有の世界を作ることだ。

主役はいいから、脇役をなんとかしてみれば、いまの日本映画はちがうものになるような気がする。

発掘せよ!

-映像文化を語ってみる
-, ,