平成徒然草

参議院を考える(1) 生涯一選制

2010/12/07

参議院選挙の公示にあわせて、私なりの参議院改革案をいくつか書いてみよう。

最初は「参議院の任期を生涯に一期(6年)に限定する」という制度。
つまり、参議院議員をつとめられるのは誰でも一生のうちの6年間だけ、とすることだ。

参議院について「衆議院のカーボンコピー」だとか「存在の意義が薄い」とはよく言われる。
参議院というのはもともとは貴族院の流れで「良識の府」だと言われる。もちろん、現代日本には貴族はいないし、いたとしても貴族がイコール良識人だとは限らない。

私が提案するのは、プロ政治家たちの集まる衆議院に対して、参議院を徹底的にアマチュアリズムの府とすることだ。国民の中から「一生のうち6年間を政治のために捧げてよい」と思う者が集まり、プロの政治家たちの決める政策をチェックし、必要ならただす。

そのためには、一度参議院議員をつとめた者は再度の立候補ができないようにする。政治家は選挙で選ばれるが、選挙によって腐る。次の選挙を考えない者でないと良識の目を持つことはできない。

6年間つとめて、さらに政治に参加したいと思うのなら衆議院に立候補するという選択肢がある。そうでなければ、市井に戻る。政治家がつぶしのきかない職業ではなく、かつて政治に携わったことのある人物が会社や地域に多数いるという環境は国民の政治参加意識を高めるはずだ。

これなら憲法に手を加えることもなく、「参議院議員を一期以上つとめた者は参議院選挙への立候補を禁止する」という法律をつくれば実現できる。

一度、試してみないか?

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