コンテンツ評論 映画・DVD評(邦画)

「20世紀少年」を全部みた

20世紀少年 DVDセット (本編DVD3枚組)※初回生産限定
バップ (2010-02-24)
売り上げランキング: 321
おすすめ度の平均: 3.0

3 コレはブルーレイを買えってことですかねー。

ようやく三部作をぜんぶ見終わった。いや、今回見たのは最終章の「ぼくらの旗」なので、別に上に載せたセットでみたわけではない。ただ、完全に続き物なので、途中で感想を書くのは控えていた。

結論から言うと、やはり一作めが一番面白い。
一作めの映画を見たあと、原作のマンガを全部読んだ、ということも影響ある。

だけど、客観的にみても、一作めは過去に向けた謎と、これからどういう展開になるのかという期待のバランスがよい。二作め以降は「ともだち」が国家の実権を握ってしまうから、レジスタンス運動と、ともだちの正体の謎ばかりが強調されてしまう。

主人公が二作目でケンヂからカンナに交代し、全編を通した視点がないこともやや二作目へのつながりを欠く。壮大な物語なのだが、それを貫く流れが認めにくくなっている。(ただ、壮大な叙事詩というものはえてしてこういうものかもしれぬ)

ただ、私にとっては、これは自分たちの世代の物語だ。おそらく、私とケンヂたちは歳が離れていたとしても1歳かそこらだ。だから、物語のモチーフになっているさまざまなこだわりはよくわかる。

でも、惜しいなあ。もっと私好みの物語になった可能性は捨てきれないのだが。

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