テレビ番組評

「必殺仕事人2007」をみた

2010/12/12

必殺シリーズとしては15年ぶりのテレビドラマだそうである。
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藤田まこと演じる中村主水は相変わらず登場するが、他の主要登場人物はジャニーズ所属タレントを中心に一新、若返った感じがする。

かつての必殺シリーズは、「水戸黄門」同様に、パターン化された時代劇だった。シリーズものだから、キャラクターは固定されており、説明が不用だったということもあるだろう。
それに比べると、今回のスペシャルドラマは時間が長いせいもあってか、ややストーリーが複雑だ。登場人物が多すぎるのか、仕事人サイドの描写が多すぎるきらいがある。

どうも、昔の必殺シリーズのセルフパロディという感じが否めなかった。殺し技なども、複雑すぎるような気がする。必殺シリーズ独特の様式美を狙った意図はわかるのだが。

思えば必殺シリーズ初のオリジナルである「必殺仕置人」では、技も単純ならば、人間構図も複雑ではなかった。それでいて、必殺シリーズのすべての要素は揃っていたような気がする。そこから出発して、いろいろとこねくり回しすぎてしまった結果、どうしようもなくなって終結したのが実情だろう。

その点、原点に戻った「水戸黄門」がいまだに続いているのは好対照だという気がする。

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