テレビ番組評

「関口宏の日本を探しにいこう」をみた

2010/12/20

何の気なしに見はじめたが、途中で目を離せなくなった。

 生涯をかけて日本文化を学ぶ外国人たちを訪ね、日本の魅力を再発見!

 今、世界を席巻する日本ブームはなぜか?
日本料理など伝統文化を学ぶ外国人を講師に、知ってるようで知らなかったニッポンの真髄を、関口宏と原沙知絵が各地を旅しながら再発見していく。
 桜や紅葉など季節の移ろいに惹かれる日本人のDNAはどこからきたのか。京町家の伝統的な暮らしに密着、光と影の変化をカメラが分析。

特に前半の映像が素晴らしかった。

日本家屋、日本庭園の美しさの秘密、それはまさに映像の構成と相通じるものがある。

それがいったい何なのか、と考えていたら、日本料理のパートで出てきた。「引いて、引いて、残ったものを料理として出す」

日本に住みながら、日本の文化で育っていながら、わざわざ探しに行かなくてはそれが発見できないという我々は、はたして幸福なのか、不幸なのか。

日本を見つけるガイド役として、日本文化を研究したり、実践している外国人たちを登場させるあたりに、やや皮肉をも込めた制作者の意図が見える。とかく評判のよくない民放のドキュメンタリー番組だが、やればできるじゃないか。

私も、そろそろ日本を探しに行こうか。

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