コンテンツの育て方

バラエティの凋落

2010/12/08

ちょっと気になった記事。

なぜ今、空前のブームに!? 「餃子の王将」バラエティー番組進出の裏側

最近、芸人が外食産業の有名チェーン店でメニューを食べるというバラエティが多いのが気になっていたが、その裏側が書かれている。

また、制作側にはこんなメリットがある。バラエティー番組作家に聞いた。

「極端な話、0円で番組が作れちゃうというのが、何より大きいですよね。制作費がかからずに話題が集められることで、今度はそのVTRが営業的な素材になる。『こんなふうにご紹介できますよ』という、いいサンプルになりますよね。…

つまり、もはやバラエティは番組提供スポンサーばかりでなく、裏のスポンサーがつかないと成り立たないのだろう。

実際に、餃子の王将は関東ではそれほど知られていなかったらしく、こうした放送の後で売上が上がっているらしい。

テレビ局は、もともと公共物である電波を独占的に使うことを許されている。そのため、広告挿入による無料放送ビジネスモデルをとる民放局といえど、番組じたいが宣伝色を帯びることは厳に戒めてきたはずだ。その掟がいま、崩れつつある。バラエティのノリで、外食チェーンの宣伝に寄与しているわけだ。

おそらく、近い将来民放ビジネスモデルが存続できない事態がやってくる。それを肌で感じているテレビ局は、自らを縛る鎖を少しずつ緩めていっているのだろう。

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