コンテンツ評論 映画・DVD評(洋画)

「ターミネーター4」をみた

2010/12/11

ターミネーター4 コレクターズ・エディション [DVD]
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2009-11-20)
売り上げランキング: 13
おすすめ度の平均: 4.0

3 [予告編集]について
3 映画館で見るべし・・・だった
3 サルベーション
5 T3は無かった事に!!これで良いんです!!
5 文句なしのド迫力!

これはターミネーター4と邦題がついてはいるが、ターミネーター1~3の続編とは考えないほうがいいようだ。

これまでのターミネーターシリーズは現代社会を舞台に、未来から送られてくるターミネーター・ロボットを迎え撃つというのが基本だったが、本作はまったく違う。背景として語られていた、スカイネットが人類を駆逐する未来社会が舞台である。ストーリーの連続性はあるものの、別物と割り切ったほうがスッキリして見られる

何しろ、これまでたった一体のターミネーターを倒すのに四苦八苦していたわけだが、今回は大小さまざまなロボット群がわんさか出てくる。その割りに比較的簡単に倒れてくれるのは、時系列からいうと初期型のターミネーター群だからだろうか?

主人公はジョン・コナーということになっているのだが、やはり注目の登場人物は元死刑囚のマーカス・ライトだろう。死刑にあたって、サイバーダイン社(シリーズを見てきた者なら知っているとおり、スカイネットの開発元とされる)に献体をした彼は、突如2018年の(彼にとっては)未来に目覚める。そして、いずれ過去に送られてジョン・コナーの父親になる定めのカイル・リースと関わっていく。

ネタバレになるからここで「続きを読む」を挿入

マーカス・ライトはスカイネットに改造され、人間の意識はそのままに侵入型サイボーグにされていたのだ。つまり、これは「仮面ライダー」ではないか。

正直な話、コナーより彼のほうが主人公らしい。一体でもやっかいなターミネーターを、生身の体のコナーやカイル・リースがバンバンやっつけるのははっきり言って幻滅ものだ。もっとマーカス・ライトが活躍するストーリーのほうがよかったのではないかと思う。

幻滅といえば、スカイネット・セントラルの描写もらしくない。人間に作られた基地や工場と変わりないではないか。機械であるスカイネットが、人間の存在を前提しない基地を作ったと考えると、もっともっと見たこともない奇妙な環境(たとえばまるごと機械の内部に入り込んだような…、とか)を見せてほしかった。

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