4月
20


2015

「#まれ」のここまで

まれ4月から始まった連続テレビ小説(朝ドラ)は「あまちゃん」以来久しぶりの現代ものだ。

とりあえず3週を終え第4週がはじまったばかりだが、主人公津村希(まれ)が高校を卒業して、今週から社会人編ということでいったんここまでの3週をまとめてみたい。

基本的なストーリーラインは、お菓子作りが好きな少女希が小学生時代に能登の漁村に移住し、いったんは地元の市役所に勤めるも、パティシエを目指して横浜で修行をはじめる(ということらしい)。

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4月
01


2015

「マッサン」をみた

massan朝ドラ(連続テレビ小説)というのは女性を主人公にした物語。私もそう思っていた。

しかし、実際には男性を主人公にしたこともあるらしい。19年ぶりの男性主人公ということだ。
ヒロインははじめての外国人、ということも話題にのぼったが、実際には夫であるマッサン(亀山政春)の物語という気がする。

BK(NHK大阪放送局)制作の朝ドラは、時にビジネスを物語に取り込んでいる。
「カーネーション」がそうだったし、この「マッサン」もニッカウイスキーの創業者竹鶴政孝氏をモデルにした、起業物語という側面がある。
今年秋からスタートの「あさが来た」も明治期の女性起業家を主人公にするそうだ。どこか商売の町大阪を意識しているのだろうか?

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3月
24


2015

「デート~恋とはどんなものかしら~」をみた

第5話ではサイボーグ009のコスプレも

第5話ではサイボーグ009のコスプレも

このドラマは脚本家の名前でみた。「リーガルハイ」などの古沢良太がはじめて月9でしかも恋愛ドラマを書く、というので。当方、出演者の誰にも贔屓はいないし、そもそも恋愛ドラマは苦手だ。

いちおう恋愛ドラマであるが、手だれ古沢良太さすがに直球は放ってこない。バリバリの変化球、いや魔球といってよい。

理数系超合理主義者の依子(杏)と、文系引きこもりオタク中年ニートの巧(長谷川博己)という「恋愛不適合者」ふたりのとんでもなく常軌を逸した交際を描きながら、しかし恋愛ドラマのエッセンスをこれでもかと詰め込んだ、怪作だ。

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3月
20


2015

「問題のあるレストラン」をみた

問題のあるレストランなぜか今クールは見応えのあるドラマがフジテレビばかりだ。

「最高の離婚」「Woman」などを手がけた脚本家坂元裕二のホンだというので期待してみたが、このドラマが一番好きだったかもしれない。

さまざまに「問題のある」女たち(ゲイが1人まじっている)が集まって、イチからレストランを作り上げる話。
「水滸伝」型というのだろうか? キャラクター造形がひとりひとり面白く、かつまたそれを芸達者な俳優陣が盛り立てている。

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3月
18


2015

「ゴーストライター」をみた

ゴーストライター「ゴーストライター」と言えば、昨年のクラシック音楽家佐村河内守のゴーストライター騒動が記憶に新しいが、このドラマでは小説家とそのゴーストライターの物語がメインだ。

中谷美紀が「文壇の女王」と言われる女流作家遠野リサを、水川あさみが小説家をめざしながらもまだデビューすらしていない川原由樹を演じる。川原由樹はひょんなことから遠野リサのアシスタントに雇われ、やがてその文才を見込まれて、書けなくなっていた遠野のゴーストライターをつとめるようになる。

小説家を主人公にするので、当然出版社もからんでくる。なのだが、そのスタンスがどうもあまり気に入らないのである。

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3月
02


2015

「限界集落株式会社」をみた

genkai農村を舞台にしたドラマ。
高齢化が進み農業も先細った農村に、経営コンサルタントが眼をつけて「村を株式会社化して復活させよう」と動く。

テーマそのものは面白いしたいへん興味も湧くのだが、そこばかり着目するとやや肩すかし。
話はわりとご都合主義的だし、根本的な農村改革までは踏み込んでいかない。

むしろ、このドラマでは主な語り手ともなった大内美保を演じた松岡茉優に注目したい。

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